会長挨拶

第17回日本Men’s Health医学会
会長 秋下 雅弘
(東京大学大学院医学系研究科加齢医学 教授)
秋下会長

 

 この度、第17回日本Men’s Health医学会を開催させていただくこととなり大変光栄に存じます。超高齢社会を迎えたわが国において、中高年男性を高いQOLで支えるべき、男性医学の臨床的役割が重視されてきており、専門領域を超えて男性の健康医学に関する研究や啓発を発展させることが医学的に、また社会的にも求められてきております。加えて、私が関わっております老年医学や高齢者医療の領域におきましても、男性医学、性差医学を十分理解した上で包括的医療を実践することが、今まで以上に必要となってきております。さらにまた、家庭医療、地域医療、保健・福祉・介護制度、疾病予防など、様々な医療、福祉の現場において高齢者の特性を考慮する必要性が高まる中、多職種への啓発活動や産官学連携による研究を推進していくことも、本学会の役割としてますます重要となってきております。
こうした背景、状況のもと、第17回日本Men’s Health医学会は私が会長をさせていただくこととなり、2017年10月6日(金)~10月7日(土)の2日間、東京大学伊藤国際学術研究センターにおいて開催する予定で、皆様方の積極的なご参加、ご支援、ご協力を心よりお待ち申し上げる次第です。第17回日本Men’s Health医学会では、「社会から創るMen’s Health」をテーマとし、鳥羽研二先生(国立長寿医療研究センター理事長)による特別講演をはじめ各種シンポジウム、ランチョンセミナーを一般演題に加えて予定しております。
同時に開催する第8回テストステロン研究会では、代表世話人の川戸佳先生によるご高配のもと、シンポジウム「テストステロンの精巣以外での局所合成と作用」が企画され、最新の知見が紹介されるものと期待されます。
本学会を通じて、健康長寿の延伸に向けて男性医学がどのような貢献・発展を成し得るのか、将来展望や社会的応用を含めて活発に論じられることを願っております。多くの先生方、皆様方のご参加を心よりお待ち申し上げますとともに、活発な意見交換や積極的な交流により盛会となりますことを期待しております。